歩み
戦後誕生した自衛隊への清水市民による協力のはじまり
清水市自衛隊協力会からスタート
「友の会」という名称にこめられた想い
自衛隊は1950(昭和25)年、GHQの指示で自衛隊の前身である警察予備隊から保安隊に発展して、現在の自衛隊に至ります。
当時は、清水市と静岡市は別の市であり、商工会議所も清水と静岡と分かれておりました。
1954(昭和29)年頃、清水商工会議所受託事務であった清水観光協会の中に『清水市自衛隊協力会』が置かれました。構成員は、旧軍関係者・遺族会・隊員OB・父兄会両親等が中心でした。
その後、昭和59年 清水商工会議所(佐々木会頭時代)に、会議所業務の効率化を目的に所掌業務の見直しが行われ、1985(昭和60)年 清水市消防団本部清水支庁舎内に移されました。
事務移転と同時に、より身近な存在として感じられるよう「清水市自衛隊協力会」の団体名称を「清水自衛隊友の会」に改めることになりました。
その後、地域企業・自治会・団体、そして市民も数多く参加し、清水市民(現在は清水区民)を中心に、自衛隊と一般市民との相互理解を深め、また会員相互の連帯を図っています。
陸・海・空 自衛隊との活発な交流、清水市と静岡市の合併による転機の到来
陸・海・空 自衛隊との活発な交流
運営の転機、清水の想いがひとつに
誕生した「清水自衛隊友の会」の初代会長に薩川 国男氏(清水市消防団長・清水みなと祭り警備委員長・(株)薩川組社長)、事務局長に花井 孝(三代目・清水みなと祭り実行委員長・静岡県商店街連盟青年部長)が就任しました。
その後18年間に渡って「清水自衛隊友の会」の事務局は清水市消防団本部(市役所内)に置かれました。
2007(平成19)年から、事務局は清水経済人倶楽部内に設置され、新しい体制として、新会長に鈴木与平氏(鈴与株式会社社長)、事務局長に薩川諭氏(第7代清水みなと祭り実行委員長・清水経済人倶楽部事務局長・株式会社薩川組社長)、専務理事に花井孝氏(前事務局長)が就任しました。
2021(令和3)年には、会長として髙橋明彦氏(鈴与株式会社副社長)、事務局長として伊澤三郎氏(第10代
清水みなと祭り実行委員長)が就任し、専務理事は花井孝氏が続投しています。